月別アーカイブ: 2015年10月

各選考段階での応募者の絞り込みについて

以前、とある有名雑誌の特集で「オーディションなみの狭き門である」と評された大学職員の採用試験ですが、実際にどれだけの人数が応募し、各選考段階でどのように絞り込まれるのかは、内定者でも実態を詳しくは知りません。この点に関する面白い資料を見つけたのでご紹介します。例によってご関心があれば続きをお読みあれ。

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読者の方より「大学職員講演会」

読者の方より質問メールを頂戴しましたので、ご返信も兼ねてご紹介をいたします。

題名: 大学職員講演会

メッセージ本文:
10/15・16開催のDODA転職フェアにて、早稲田と慶應義塾が大学職員のキャリア講演会を実施するそうです。
このような大規模転職フェアにて、大学職員のキャリア講演会があるなんてと個人的には驚いています。例年やっているんでしょうか?
人気職種として認知されている証拠でしょうか?

講演題目は
10/15 学校法人早稲田大学『私立大学職員としてのキャリアと早稲田大学』

10/16 学校法人慶應義塾 「大学で働く魅力とは~教育・研究・医療を支える職員として~」

時間等は公式サイトに書いてあります。

http://doda.jp/e/fair/

メンタリストダイゴの講演も個人的には気になりますね。。。

ご質問にある「DODA転職フェア」は、リアルサイトでの転職イベントとしては国内最大級のものですね。アラサー以上の方は、DODAのテレビCMを覚えているかもしれませんが、求人情報メディアとしては老舗と言ってもいいでしょう。

さて、今週開催のDODA転職フェアに慶應義塾が出展していることはチェックしていましたが、講演会までプログラムに盛り込まれているとは存じませんでした(情報をいただき感謝です)。

講演テーマは、『私立大学職員としてのキャリアと早稲田大学』、『大学で働く魅力とは~教育・研究・医療を支える職員として~(慶應義塾)』とのことですので、これまで大学業界に関心を持っていなかった方々をターゲットにしているのかなと思います。「へぇ!そんな仕事もあるんだ」という発見をしてもらいたいのかと。
ですので、もちろん「人気職種として認知されている証拠」という側面もあると思いますが、さらに認知を広げようと狙っているのかなと感じました。
早稲田も慶應も中途採用の募集をかければ数十倍の倍率になるかと思いますが、さらに応募者を増やそうとしているのかもしれませんね。

ちなみに、巨大掲示板などを見ると、大学業界は倍率100倍以上などという書き込みがありますが、それは採用者数が1名とか若干名の大学のケースです。早稲田や慶應は採用者数が多いので、圧倒的な知名度の割には、そこまで高倍率にはならないと思います。
もちろん、倍率と難易度は必ずしもイコールではありません。表面的な倍率よりも、「内定力」を持った応募者が何人いるかの方が、よほど重要ですので。そのあたりのことは内定体験記でも触れているので、ご関心があれば、そちらもご覧ください。

DODA転職フェアへの大学の出展実績はこれまでもありますから、時間の都合がつけば現場に足を運ぶのは良い経験になると思います。
特に、志望動機がフワフワしている方は、パソコンの前で悶々と時間を過ごすよりも、実際に現役の大学職員と意見交換をしてみてはと思います。おそらく不安の種は、ご自身の志望動機が面接で通用するのか、ということだと思います。出展ブースで膝を突き合わせて懇談すれば、そのあたりはかなりクリアになるのではないかと思います。

また、下記フォームにご質問等いただければ、ブログを通じ、可能な範囲でご回答していく方針ですので、お気軽にご連絡いただければと思います。
https://shokuinblog.com/contact/

100円朝食図鑑

いまやお馴染みの「100円朝食」。立命館大学で2013年に発祥したとされ、いまや数多くの大学で模倣導入されている。中には無料で提供する大学も出現し、大学朝食も牛丼戦争のような価格競争に突入したのか、そのうち金券付き無料朝食とか登場するんじゃないかと期待したりしなかったり。というわけで、各大学が100円朝食でどんな食事を提供しているのかが本日のお題。例によってご関心があれば続きをお読みあれ。

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twitter脳で産官学連携をやってはどう?

姉妹ブログ「大学職員公募情報」はもう何年も前からtwitterに連携しています。
ツイート数は只今現在で3755件ですが、ブログ本文を自動的にツイートするよう設定しているので、特段の手間がかかっているわけではありません。
ツイートの内容は大学事務職員の求人情報が中心で、たまに気がついたことを備忘録がわりにツイートすることもあります。

twitterを使っていて実感することは、その発信力の強さです。自分からも発信できるし、他者からも発信される。ユーザーの関心分野を機械的に分析し、まったくの知らない者どうしをグイグイと結びつける。「キュレーションサービス」と言い換えることもできると思いますが、そんな商売臭い言葉を使うと逆に冷めますね。

twitterのユーザーは、自身のツイート板につぶやいているつもりで、実は機械が勝手に最適な掲示板に書き込んでくれているようなイメージです。そして、同じ掲示板に書き込みをしているユーザーを、自身のtwitter画面に表示してくれます。あくまでウザったく感じない程度に、その加減も絶妙なんだと思います。だからこそ、ユーザーはあくまで「個人的な」つぶやきのつもりで、twitterを使えるわけです。

tw1006

さて、前置きが長くなりました。twitterのシステム説明が本日のお題ではありません。
上の文章の中で「キュレーション」という言葉を出しましたが、いま大学業界においてキュレーション的な役割を期待されているのが産官学の連携です。
大学内の知的財産(特許など)を企業や行政サービスに利用してもらい、なおかつ、あわよくば研究費を出資してもらおう、というのが産官学連携の目的です。
そのためには提携先となる企業や行政機関を探すことから始めなければなりませんが、中規模以上の大学であれば専門の部署があると思います。学内の知的財産(だいたい理系ですが)を調べあげ、メーカーなどの企業に売り込んでいきます。

産官学連携というのは、言い換えれば「シーズとニーズのマッチング」ですが、このマッチング作業にSNS的な知恵を働かすことができないかと最近考えています。
SNS的と言っても、Twitterで情報発信しましょうという意味ではありません。技術を生み出すのも人であり、それを必要とするのも人ですから、シーズとニーズだけに視野を狭めるのではなく、人と人との結びつきに着目してはどうかということです。

私自身もTwitterを使っていて、さまざまな活用方法がある素晴らしいツールだと思います。そして、Twitterというツールそのものだけではなく、Twitter的なものの考え方も活用の幅が広いのではないかと感じ始めています。とりわけ大学という組織においては、人こそが全資産と言っても過言ではありませんから、特に効果が期待できると思っています。