月別アーカイブ: 2016年3月

大学職員の待遇・雇用条件(まとめ)

大学職員の待遇・雇用条件についての記事まとめです。
今後も順次追加していきます。

私立大学事務職員の給与に関する近年の事情
https://shokuinblog.com/staff/terms/191/

私立大学の給与規程はこんな感じになっている ~麻布大学の事例から~
https://shokuinblog.com/staff/terms/248/

国立大学って役職ごとに給与の差が大きいんだなぁと思った件
https://shokuinblog.com/staff/terms/240/

首都圏大学における派遣賃金が急降下中
https://shokuinblog.com/staff/terms/220/

これが私立大学の給与明細だ!現役職員による職場レポート
https://shokuinblog.com/staff/terms/254/

ゴールデンウィークに考える休暇のこと云々
https://shokuinblog.com/staff/terms/182/

続。ゴールデンウィークに考える休暇のこと云々
https://shokuinblog.com/staff/terms/185/

大学職員の雇用条件《実労働時間》
https://shokuinblog.com/staff/terms/208/

大学職員の有給消化率についてマジすかと驚愕
https://shokuinblog.com/staff/terms/262/

大学職員の有給休暇取得状況について読者の方からのコメント
https://shokuinblog.com/staff/terms/357/

立命館の福利厚生がすごいなと思った
https://shokuinblog.com/staff/terms/184/

関東学院がホワイト企業をアピール中
https://shokuinblog.com/staff/terms/221/

オープン公募より非公開求人を勧める2つの理由
https://shokuinblog.com/news/225/

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紹介予定&派遣求人給与ランキング(3月28日)

3月28日付けの紹介予定&派遣求人の給与ランキングは以下のとおりです。
時給トップの早稲田大学は司書の募集。次点の東京女子医大は法務事務の募集ですが、リーガル系の資格や経験が要件とはなっていないため、Word等の操作に問題が無ければ狙い目かと思います。
聖心女子大学は「研究費にかかわる事務」のお仕事ということで、おそらくは伝票処理が業務の中心かと思われます。落ち着いて事務作業をこなす仕事をお探しであればベストかと。
立命館大学は再び時給1000円に下げてきています。

1800円:早稲田大学
1750円:東京女子医科大学
1750円:拓殖大学
1650円:明治学院大学
1650円:日本赤十字学園
1510円:早稲田大学
1500円:聖心女子大学
1450円:慈恵大学
1440円:拓殖大学
1400円:武蔵野大学
1400円:根津育英会
1200円:京都産業大学
1200円:同志社
1000円:立命館

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国公立大学職員の採用倍率についての考察

今年の就活解禁日となる3月1日、各地区の国公立大学等試験実施委員会が一斉に、平成29年度の職員採用試験に関する要項を発表しました。試験の実施概要についてはこちらのページにまとめましたので、関心のある方はご覧いただければと思います。
さて、それに関連して本稿では、国公立大学職員の採用「倍率」についてデータを考察して参りたいと思います。

各地区の1次試験倍率(事務職員)について

全国7地区の1次試験(事務職員)の合格倍率は以下のとおりです。
データは各地区試験実施委員会が公開している平成27年度の試験実施状況に基づき作成しました。

地区 受験者 合格者 倍率
北海道 1,565 384 4.1
東北  2,686 534 5.0
関東甲信越  12,139 1,550 7.8
東海北陸  3,978 1,176 3.4
近畿 4,796 907 5.3
中国四国 3,521 589 6.0
九州 6,282 685 9.2

上表からひと目で分かるとおり、1次試験の合格倍率は地区ごとにかなりの開きがあります。
もっとも倍率の低い東海北陸地区では3.4倍(平成26年度は3.7倍)、反対に最も倍率の高い九州地区では9.2倍(平成26年度は11.0倍)となっており、合格倍率において3倍に近い開きがあるのです。なお、北海道地区も東海北陸地区と同様、1次試験の合格倍率は例年3倍台から4倍前後で推移しています。

それでは、国公立大学の事務職員を目指すなら東海北陸や北海道が狙い目かと言われると、必ずしもそうとは言い切れません。
九州地区試験実施委員会のウェブサイトでは、1次試験実施後の流れについて、以下の説明がなされています。

第一次試験に合格されますと、第一次試験合格者名簿を作成し、各国立大学法人等に配布します。採用予定機関ではこの名簿から候補者を選び、面接考査等を実施し採用者を決定します。

上記の文言だけでは具体的な事情は分かりませんが、2次試験の選考において1次試験の点数が考慮される可能性、また、2次試験前に実施される「業務説明会」という名のセレクションで何らかの配慮がなされる可能性などを考えますと、後述する2次試験の倍率なども念頭に、やはり1次試験の点数は高いにこしたことはありません。
国家公務員試験のように1次試験のウェイトが明示されているわけではないので何とも言えませんが、最終合格の可能性を高めていくうえでは上位合格を目指していくべきでしょう。

2次試験と最終倍率について

各試験実施委員会による1次試験の合格者は、各国公立大学が実施する2次試験を受験します。
採用予定者数は大学ごとに異なり、また、小規模の大学においては採用ゼロという年度もあります。
なお、2次試験は試験日程が重ならない限り併願が可能なので、複数の国公立大学の2次試験を受験することができます。

残念ながら、2次試験の受験者数を公表している国公立大学が見当たりませんでした。このため、2次試験の合格倍率(すなわち最終倍率)について、具体的な数字は分かりません。
ただし、上記のとおり2次試験は併願が可能なため、1次試験合格者の大半が主要国立大学を受験するものと考えられます。具体的には、北海道地区の1次試験合格者の多くが、北海道大学の2次試験の受験を希望するであろう、ということです。
この理屈で言えば、平成27年度の北海道地区の1次試験合格者384名が北海道大学の2次試験(採用予定数25名)を受験したとして、2次試験の合格倍率は15.4倍となります。あまり意味の無い数字かもしれませんが、1次試験の倍率(4.1倍)と掛け算すると、北海道大学の事務職員採用試験の合格倍率は約63倍となります。

しかしながら、国公立大学職員採用試験は公務員試験との併願者が相当数いるため、実際の倍率は上記の数字から、それなりにズレる(下がる)と思われます。

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大学職員とプロ意識に関する考察

大学職員はもちろん、会社勤めの方であれば、職場や研修会などの場で、一度ならず「プロ意識を持て」と言われたことがあるかと思います。
「プロ意識を持つ」という言葉を、我々は当たり前のことのように受け止めてしまいがちですが、どうも本来の「プロフェッショナル」とは全く別の意味で喧伝されているのではないか、そのようなことを私は以前から考えてきました。
そこで今回は、プロ意識とは何かという点について大学職員の視点から考察を加えてみたいと思います。

さっそくですが、「プロ意識」という言葉から、どのような意味を想像するでしょうか。私自身のイメージですと、正確さや精密さ、完璧さ、責任感、全力投球などを連想します。「お金をもらったらプロ」と言う人もいますね。だいたいそんなところかと思います。
サラリーマンであれ大学職員であれ、特に事務作業は正確でなければなりませんし、当然のこと責任感が無ければ信用を得られません。
「お金をもらったらプロ」というのは義理人情的な解釈のような気もしますが、法律的にもお金を受け取ると(受け取らない場合よりも)責任が増すので、まあ良しとしましょう。

そういうわけで、仕事において「プロ意識」を持つことは必要だと思うのですが、はたして責任感を持って全力投球で正確に仕事をこなしていれば「プロ」として合格なのでしょうか。そのような意味での「プロ意識」を持って働いていれば、組織としても望ましい結果を得られるのでしょうか。
それはちょっと安直ではないかと思います。いまや春に苗を植えれば秋に米が売れるというような時代ではないのですから、いくら真面目に汗をかいたとしても、先々の見通しが悪ければ、まったく商売になりません。
上記のような意味での「プロ意識」というのはスローガンとして低次元であると思いますし、事業の下降局面では下り坂を全力で駆け下りるような結果にもつながりかねません。

少し脱線しますがお許し下さい。「業務スーパー」というスーパーマーケットをご存知でしょうか。他店とは異なる品揃えで、とにかく安値、飾り気の無い店内が特徴で、お店のキャッチフレーズには「プロの品質とプロの価格」を掲げています。本部は関西ですが関東にも進出しているので、実際に利用したことのある方もいらっしゃるかもしれません。
上述のとおり、業務スーパーでは「プロ」の定義として「品質」と「価格」を掲げています。品質だけではプロとは言えない、価格だけでもプロとは言えない。品質と価格のバランスをとってこそ商売を成功に導く、そうしたプロ論を端的に現したキャッチフレーズであろうと思います。

一方で大学業界におけるプロ論とは何かと考えるに、そもそも大学をひと括りにはできないという問題があります。東京大学におけるプロ論と、地方私立大学におけるプロ論とでは、目指すべき成功モデルが全く違ってくる。それぞれの成功モデルに応じたプロ論があるのではないかと思います。言うまでもなく大学のビジョンと密接に関わるものでありましょう。
低い次元でプロ意識を語ってしまうと、本当に大切な、自らの事業を成功に導くという本来の「プロフェッショナル」を見失ってしまう、成功へのビジョニングこそがプロフェッショナルの原点ではないか、そういうことを考えています。

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平成28年度国立大学法人等職員採用試験の概要について

試験実施団体

北海道地区国立大学法人等職員統一採用試験実施委員会
東北地区国立大学法人等職員採用試験実施委員会
関東甲信越地区国立大学法人等職員採用試験実施委員会
東海・北陸地区国立大学法人等職員採用試験実施委員会
近畿地区国立大学法人等職員統一採用試験実施委員会
中国・四国地区国立大学法人等職員採用試験実施委員会
九州地区国立大学法人等職員採用試験実施委員会

スケジュール

受付期間:
平成28年6月29日(水)10:00~平成28年7月13日(水)17:00
※インターネットで申込みを受け付けます

第一次試験日:
平成28年8月21日(日)

第一次試験合格者発表日:
平成28年9月8日(木)~16日(金)
※地区ごとに異なります

第二次試験日(及び合格発表日):
原則として各国立大学法人等で行います(大学ごとに日程が異なります)

採用の流れ

一次試験にはインターネットで申込むこととなっており、メールで送付される受験票を印刷して持参します。合格発表は地区ごとに異なりますが、試験実施から3~5週間後に発表されます。
一次試験の合格者は各実施委員会が作成する「第一次試験合格者名簿」に登録され、この名簿は合格発表から1年間保管され、欠員が生じた場合にはこの名簿に基づいて都度採用が行われる仕組みです。
なお、一次試験は従来5月に実施されていましたが、現在は8月下旬となっています。

一次試験合格発表後(大学によっては一次試験実施後)、各大学は業務説明会(機関訪問)を行います。参加は必須ではありませんが、国家公務員で言うところの官庁訪問のようなものですので、二次試験で不利益とならないよう是非参加した方がよいでしょう。

二次試験の内容は大学ごとに異なり、面接考査では個人面接やグループディスカッション、適性試験や小論文などが課される場合もあります。二次試験に関しては私立大学の採用選考試験や民間企業の就職活動とほぼ同様だと言えます。

二次試験の合格発表(つまり内定通知)は大学ごとに行われます。いわゆる内定解禁日のようなものはないため、二次試験後はそれほど間を置かず内定が通知されます。内定に応じた場合には、各試験実施委員会に「第二次試験合格届」を提出します。なお、複数の大学から内定を受諾することはできません。

採用予定者数

採用予定者数は各大学(高専・独立行政法人・大学共同利用機関含む)がそれぞれ設定していますので、試験実施委員会のウェブサイトをご確認ください。
なお、採用予定者数は随時変更となる可能性があります。

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