いわゆる「課長」ポストの役割について

先日、職場の同僚が「課長ってなんなんだろうね」と遠い目でボヤいていた。
その答えは自分で見つけるしかないと思ったので全力でスルーしてみたが、このブログのネタとして使わせてもらうことに。例によってご関心があれば続きをお読みあれ。

7割は課長にさえなれません
http://www.php.co.jp/books/detail.php?isbn=978-4-569-77701-6

ちょっと前にそこそこ売れた本からタイトルのみ引用。そもそも我ら日本のサラリーマンの7割は課長にすらなれないらしいが、私の勤務先校でもだいたい同じような状況。課長以上の3割の内訳は、課長が2割、部長以上が1割。だいたい1名の課長が3~4名の部下を持つような職場をイメージしてもらえれば、実態に近いかと思われ。

仕事の半分は部下と変わらない。課長らしい仕事をしている実感が無いし、たいした権限も与えられていない。

同僚氏のボヤキの本質はコレかと。意欲はあるのに、目立つような活躍ができていない自己嫌悪。課長職としてバリバリやりたいが、実際のところ部下との差別化すらできていないことへの背徳感。むしろ作業に追われている部下のほうが仕事をしてるように感じる後ろめたさ。こんな感じかと。
実際のところ、大学業界においては職層間の職務分化がイマイチはっきりしていない。派遣職員と契約職員、契約職員と専任職員、一般課員と管理職、肩書は違えども勤務時間の大半を同じ仕事に従事していることはよくある。

部下の労務管理と上司への報告が課長の仕事。

元上司からの金言。ここだけ抜粋すると誤解が大きいので、いちおう補足を。
まず、課長以上の管理職にとって、一番のリスクは部下だということ。仕事のミスはカバーできても、労務管理でヘタを打つと命取りになる。人事部や労基署に駆け込まれた日には、自身のキャリアもジ・エンド。
もう一つ、上司への報告について。報告には良い報告と悪い報告がある。当然のこと、良い報告が多ければ将来のキャリアは明るい。良い報告を増やすのが良い課長だということ。
同僚氏に話を戻せば、「課長っぽい仕事がしたい!」などと中二病患者になるのではなく、部下が前向きな気持ちで仕事に向かい合っているか、サービス残業や有給未消化に不満を抱えていないか、そういうことに注意を向けるべきかと。言うは易しで、人の心の内面には容易に触れぬもの。
また、課長っぽい?ビッグな仕事を夢想するより、大小問わず「良い報告」を上司に入れ続けること。それが出世の近道であり、権限が増えればビッグな仕事?にも近づく。
四捨五入すると10割がルーチン業務である大学事務の世界w それは言い過ぎかもしれないけど、管理職不在でも仕事が回ってしまう大学業界では、同僚氏のようにプスプスと燃え残る中間管理職も少なくない。
という感じでつらつら書きつつ、次回もよろしくお願いします。

Share on FacebookShare on Google+Tweet about this on TwitterShare on LinkedIn