国立大学職員の給与に関する考察

私立大学職員の給与については組合資料を元ネタに先日触れたところ。名の知られた大学においても、給与の差は小さくないことが確認された。一方で、国立大学で勤務する職員の給与はどのような仕組みになっているのか、それが本日のお題。例によってご関心があれば続きをお読みあれ。


まずは国立大学職員の給与額に関する根拠規程から。ありがたいことに国立大学は諸規程が公開されている。

国立大学法人神戸大学職員給与規程
http://www.office.kobe-u.ac.jp/plan-rules/act/frame/frame110000233.htm

事務職員の給与は上記規程の別表1に定められている。引用としてコピペしたかったが、あまりにも号俸が長すぎて断念。本日のお題とは関係無いけど、国立大学は退職金規程も非常に複雑。現職さんですら人事に依頼しないと退職金の額が分からないのではないかと余計な心配。

やや脱線したが、別表1を見て分かるとおり、国立大学は先日紹介した私立大学と比べると給与面で不利なのは明らか。
それなりに頑張って課長級まで昇格したとしても、俸給ベースでは40万ちょっとで頭打ち。
ただし、課長以上には6.2万円の管理職手当が付くので、それでようやく私大上位グループの下の方に追いつくような感じだろうか。管理職手当については上記規程の別表4を参照のこと。
昇格しなければ40万止まりということになり、手取りベースだと30万を少し超える程度。
能力に対して非常に公平な給与体系と言うか、頑張り甲斐があるし、頑張らない理由もない。
もっとも、文科省出身者が重要ポストを占める国立大学にあっては、私立大学のように頑張れば事務局長、理事クラスまで出世できるというものでもない。
国立大学職員がどのようにモチベーションを保っているのか、一私大職員としては心配なところ。

という感じでつらつら書きつつ、次回もよろしくお願いします。
ほんとは退職金についても考察してみたかったんだけれど、調整額の規程があまりに分かりづらかったので断念。またいつか挑戦してみたい。

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